大天使の慈悲を受ける資格はない
庭師と見なされた大天使と守護者
領地の人々はユリエルをただの庭師と見なしていた。実際には大天使であり、魔法に優れたアイリスを十年にわたり密かに育てていた。領地の未来を守る役割を担う彼女と、地下に封印された悪魔を監視する彼の関係が物語の根幹をなす。
遺産争いと火刑の宣告
エドモンドの死後、相続人たちの争いが激化する。セドリックは過去の秘密を隠すため遺言の警告を燃やし、ユリエルに殺人の濡れ衣を着せて火刑に処した。六翼の大天使として覚醒したユリエルは守護契約の破棄を宣言し姿を消す。
血の月と分身した悪魔
血の月の夜に封印が砕け、無数のグロットの分身が溢れ出す。ウィットモア家は滅亡の危機に直面する。急ぎ戻ったアイリスは習得した魔法で耐え抜き、戦場でユリエルと再会する。二人は血の月が終わる前にすべての分身を消滅させるため共に立ち向かう。